こんにちは 仙南法人支苑です
しきなみ誌 2021年11月号で仙南法人支苑が紹介されました。
青野宏光世話役の想いが詰まった記事になってます。ぜひご一読ください。
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仙南法人支苑は令和元年六月十三日、宮城県岩沼市にある宮城県倫理法人会の支苑として開設いたしました。法人会の支苑としては全国で十二番目の開設となりました。
一単会の支苑なので会員数は限られていますが開設当初は十五名でスタートし三年目の現在は二十三名までになりました。年齢層も三十代~五十代の男性が多いのが特徴です。単会の会員となり歌会にゲストで参加してみて支苑に入会するケースもあります。
ほとんどの会員の皆さんが短歌は初めてでした。皆さんどうやって歌を詠んだらいいのかわからず、やっと出来た歌を毎月の歌会の詠草として出していた方も多かったと思います。
歌会では皆さんからの合評と、開設当初よりご指導いただいている相澤郁子短歌講師からの講評で、毎回少しずつ勉強を重ねています。
他の人の感想を聞くことは大変勉強になり、相澤短歌講師の「別の言い方を考えよう」、「助詞を意識してみましょう」等の的確なアドバイスは、毎回気付きが多い歌会となっています。
令和二年九月からは一年間佐々木裕子短歌講師も加わっていただき、短歌講師がお二人という贅沢な歌会で勉強ができました。こうしたご指導の成果により一年目にはしきなみ新人賞優秀賞が一名、最終選考に二名、二年目にはしきなみ新人賞佳作に二名、最終選考に二名という結果につながっています。
毎月の『しきなみ』誌の掲載も増えて皆さんの意欲も高まっています。
また、歌会には補佐役が手作りのお菓子やおにぎりを用意してくれる等、密かな皆さんの楽しみとなっています。
昨年はコロナ禍の影響で対面での歌会が難しい中、ウェブを利用してのリモート歌会も行い何とか歌会を続けました。三ヵ月ぶりに対面で歌会を行った際は、お互いの顔を見ながら出来ることに大変喜びを感じました。
毎年一月は宮城法人支苑との合同歌会を開催し、交流を深めています。六月は三周年記念歌会、十二月は忘年会と会員同士の結びつきも更に深くなっています。今後は吟行会も行ってみたいと思います。
また、一人でも多くの法人会員の方に短歌の素晴らしさを伝えて入会を促し、会員の皆さんと一緒に短歌を詠み続けていきたいと思います。
(青野宏光記)