しきなみ短歌会仙南法人支苑 第29回歌会
【最高点歌】
黄金色こうべを垂れる稲穂見て謙虚でありしか我振り返る
小原 健一
【高点歌】
彼岸入りお墓そうじに孫達と喜ぶ先祖の笑顔が見える
石黒 克子
息をのむ手足無くてもプレーするその姿は輝いていた
野﨑 とね子
ジャガジャンとギター弾きたいだけなのにやれどもやれども基礎の練習
長尾 宏美
断捨離をしてるつもりが捨てられずまた連れ戻しねむる宝物
菅原 さち子
お祝いに母はいつでもお赤飯ヒット打っても百点取っても
伊藤 秀樹
【結果】
細やかな介護のお陰で痛み減り元気になれたよ妻ありがとう
石黒 文夫
久に会う家族のような友からの結婚報告笑顔あふれる
渡辺 芳
さわやかな風がさそうよ土手の上澄んだ青空稲穂が香る
三戸部 志信
小雨降る浜辺で無心にゴミ拾うそれぞれの背に声をかけたし
苫米地 圭
仕事増え多忙な日日が続きしが「私はできる」と奮い立たせる
髙橋 慶一
満月の輝きにひかれ庭に出る虫も愛でるか鳴き声強し
渡邉 美紀子
静寂に穂先見つめる釣り仲間早く来い来い出来ればここに
橋本 誠一
逆光の稲穂の海に彼岸花墓参のおまけに得した気分
青野 宏光
しばし凪ぐ処暑の青田が目にしみる光を運ぶ遠野の川面
佐藤 希樹
ずんだもちお盆お彼岸くるたびに八十歳のおばが届けてくれる
結城 礼子
妹の一家が定めた新天地ここも被災地ガレキが残る
相澤 郁子
※写真撮影時のみマスクを外しました。