しきなみ短歌会仙南法人支苑 第36回歌会
【最高点歌】
あきらめずコツコツ努力チャレンジし見事に吾子は夢を叶える
野﨑 とね子
おめかしし入学式の親子連れキラキラ笑顔で我も笑顔に
長尾 宏美
【高点歌】
満開のピンクのじゅうたん芝桜こころいやされふんわり気分
結城 礼子
ニュース見て世界の平和願いつつ桜を愛でるギャップが辛し
菅原 さち子
梅桜桃にれんぎょう春の花フーガの如く野山を賑わす
苫米地 圭
【結果】
日曜は息子と妻と久しぶりネットで対戦スマホの麻雀
橋本 誠一
孫が咳寒くはないか熱ないかオロオロするを見て夫笑う
渡邉 美紀子
ひと抱え程のミモザが欲しい春小さき憂いの生まれて消えて
相澤 郁子
子の結婚子離れ上手く出来るかな妻を案じる二人の暮らし
青野 宏光
好物の今年も届いた筍をつい食べ過ぎて薬を飲みぬ
石黒 克子
桜咲けば母との花見が蘇る妻の手作り弁当食べて
三戸部 志信
鶯の初音嬉しいホーホケキョ春芽も踊る心も踊る
石黒 文夫
【今月の学び】
1、「変化の無い生活」≠「短歌が作れない」
・変化の無い生活と短歌が作れないのはイコールでは無い。
・毎日の小さな変化をキャッチする。
・日常の一コマを切り取り、見つめて短歌を詠もう。
2、「初句を紋切り型にしない」
・初句と二句目を助詞でつなぎ、次につなげる。
3、「結句はきちんと止める」
・基本は終止形で止める方が良い。
今回の歌会は、石黒文夫さんによる司会進行でした☆
石黒さんのお人柄があらわれた、朗らかな歌会になりました。
またよろしくお願いいたします!
※写真撮影時のみマスクを外しました。